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2011/04/06

ぼくらは街をよむ

かつて人々は、自然に景色を読んだ、詠んだ。
今ぼくらは、消費のためにデザインされた街中で、
整然と立ち並ぶビルのすきまに、平坦なコンクリートの割れ目に、または高架下の水路に、
昔と同じように景色をよむ。

東京の川の上はとても静かだ。
都市のノイズ、巧妙なフィクションから隔絶された真空地帯のよう。



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