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2011/03/05

変わらないものが終わるとき。


ある日、ずっと変わらないものを想像する、闇を照らす一つの神のように。
でもどうやらそれはないのであって、
だからこそ、不確実性を前提に、仮想やフィクションを抱きしめている。
永遠と普遍への憧れ、虚構のはかなさ、それに伴う美しさを。

不確実性をどれだけ語り、あるいは語らないかということ。
世の表現で、それを好きかどうかの判断要素として、
その不確実性との距離感とか、位置づけのセンスっていうのはけっこう大きいと思う。
永遠なんかないんだぜ、と断言、あるいは熱唱されるのも困るのだ。

その前提を無条件でうっちゃって、信じたいと思うことが愛なのかも、
信じられなくなる時がきたら、きっとそれはおしまい。

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